2009年11月07日

音速3

天丼の全国チェーン店で「てんや」というのがあります。
熟練した職人さんの揚げる温度やタイミングをシミュレーションした
調理器を使い、アルバイトの人でも美味しい天婦羅を作れるようにして
成功をしたお店です。
その成功の鍵は、それまでよりもワンランク上の品質とリーズナブルな
価格があっての事だと思います。

横浜の阪東橋駅の近くに昔からある天丼屋があります。
食券を最初に買ってカウンターで食べるような庶民的なお店です。
値段も「てんや」よりも1割程度高いぐらいですが量は、1.5割増し
味については、5割り増し。。
配膳係として近所の主婦が働き惣菜の店頭販売もしております。
「てんや」と違うのは、揚げている人間が一人二人の職人だということです。
また、素材に関しても拘りが強いようです。
その1割高い値段で3倍以上の満足度が得られれば、皆さんはどちらで食事を
したいですか?

さて、音の話をはじめますかw

クリーンな音で弾いてみたり歪ませてみたり。
アンプやペダルを変えてネックPUとブリッジPUを試した結果。
ネックPUの方がナチュラルなんですな。
先日も書いたようにダイレクトに音が前に出る感じです。
これは、「芯がある」や「太い」なんていわれ方をしている事に近いかもしれません。
ネックPUの方が太いのは、当たり前じゃんって話とは、別の話ですね。
音の質の違いですね。
で、ネックPUを巻いてもらった方に直接聞くのがいいだろうって事で工房にお邪魔しました。
色々とお話を聞いたり、試奏させていただき感じたままに伝えてみていくつかの候補を出して
もらって決めたのが新しくテレカスタムのブリッジPUに乗せてもらったPUです。
伺った話でなるほどと思えた部分が数点ありましたので、記しておきます。

使うマグネットやワイヤーによって音質の変化は、当然あるという事。
マグネットには、それぞれに特徴があるが それを生かすも殺すもワイヤーのターン数である事。
やはり、それぞれに美味しいターン数があるらしいです。
そして、何よりも同じターン数でもトルクの違いで全く別物になってしまうという事。
また、トルク以外にも綺麗に巻くか荒く巻くかで音のエッジに違いが出るという事。
そして、最後に・・
やはりギターに載せてみないと最終的な音は、わからないという事。

手巻きPUというのは、何も人力でリールを回して・・・なんて事ではなく・・
機会巻きに比べてゆっくりと回したリールに人力でトルク調整しながら巻くって事らしいです。
ある程度、巻き方やトルク調整で音の方向を決める事が可能らしいですね。
綺麗に巻けば、まとまりの良い音になりラフに巻けば、エッジが暴れる音になるようです。
ターン数を増やせば、それだけパワー感が出るが巻きすぎると抜けなくなったり。
機械巻きのように高速で均一に巻けば巻くほど音がこもるらしいです。
ただし、現在市販されているほとんどのリプレイスメント用PUが機械巻きなので、その違いに
気づく事は、少ないようです。
JBのネックPUは、甘くなりすぎず、高音がギラつかないけど艶のあるなんていう曖昧な注文から
薦めてもらったアルニコ3のP-90です。
60年代以降のパンチのある音が特徴であるアルニコ5のP-90でなく50年代のゴールドトップの
レスポールに乗っているようなエロさを感じさせるP-90ですね。
それに合わせるのと今 私が欲しいと感じている音の質という事を話し合いました結果。
59年頃のレスポールに乗せられていたアルニコ3を使ったハムバッカーにしました。
そしてエッジの暴れるという「言葉」に惹かれて多少ラフに巻いてもらうことに。
アッシュボディのテレキャスタースタイルという事であまりキャンキャン言われても困るので
カバードタイプにしてもらいました。
もう少し暴れた感じが欲しければカバーを外すという手段を残したかったので。
そして本来59年頃のアルニコ3を使っているP.A.Fにはブラックボビンしか存在しないはずですが
テレギブへの思いという意味でカバーの下には、ダブルホワイトのボビンを使ってもらっています。

そして、これまではネック側のみ生かしていたトーンノブをブリッジ側にも使えるように一般的な
1Vo1Tとしてもらいました。
コンデンサーは、以前使っていたものと同じです。

さて、仕上がったJBは、どうでしょう?

音速4へ続きます。


posted by renkin69 at 15:54| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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