シールドに関しては、以前に書きましたように損失のみだと考えています。
この部分で例えば・・10のうち9だけ通すシールドがあったとして・・
次に8だけのシールドを使えば、その先へは8以上は 届かない。
このぐらい単純に考えていたのですが・・・どうも・・・
そんな単純な話でも無さそうです。
Evidenceのレンジが広いとは、感じていましたが・・・
その後にいつものパッチケーブルを使えば、その太さに収束するという
結果は、出ませんでした。
トゥルーバイパスのペダルを全部offにしたときに顕著に感じる事なので
何かのバッファが悪さをしているわけでは・・無い・・うん 違いますよね。
こうなると もう相性としか言えなくなるんです。
理屈を知っている方だと説明も出来るのでしょうが・・
ちょっと私には、上手く説明できません。
こうなると もう感覚だけで進むしか出来ませんので・・・。
そこで探してみたのがEvidenceに近い方向というか・・
ギターシールドから始まったモノでなく・・・・
いや そんなモノの方が少なそうですが・・・
PA関係や卓系での実績からというか、ギターという固定概念からの派生
でないケーブルを使用したものから探してみました。
その手の線材の方が相性が良いと思ったからです。
そして、見つけたのが先日のエントリーに書きましたパッチケーブルです。
WAGNUS.Musix *Airo strike* guitar patch cable
http://wagnus.exblog.jp/i18/
当たりという言い方が適切なのかは・・ちょっとわかりかねますが。
聞こえていた嫌な部分の音が消えました。
そのせいなのか、それともこのパッチケーブルの特性なのか?
低域に関しても少しスッキリする印象ですね。
音が細くなるという事でなく余計な部分をカットする感じ?
つまりロスの部分の作り方が上手いのだと思います。
シールドのロスというのは、ある帯域だけの損失でなく全域でロスする
ものなのかなぁというのが、今回の事例で感じたことです。
そして、そのロスする部分・・言い換えれば、出力の設定に対しての
前提が違うとロスさせる部分も変わってくる?
とまぁ・・なんとも曖昧な知識からの推測になってしまうわけですが・・
やはり、この辺もバランスなんだろうなと思います。
それであれば、それこそ当時の主流であるようなシールド関係やペダルを
使うのが本筋ではないかという矛盾が出てきます。
しかし、ちょっと違うんです。
今回は、ギターというモノを出力としてのただのI/Fという考えに変えました。
そして、そこから出る信号を出来るだけ多くペダルやアンプに送る事によって
音の加工幅を広げるというのが今回のテーマでした。
それだけに環境に左右されにくいペダルの選定となりました。
それであれば、Hi-Fiな音を出すコンポーネントギターの方が良さそうだと
いう意見もあるかと思いますが・・・。
ギターのエントリーでも書きましたが、コンポーネントギターの出力は
また違う出力をもった楽器だと思うんですよね。
どうにもスッキリしない話ですが・・・現状での考えは、こんなところですねw