2011年07月21日

調整完了

ストラトの調整がやっと決まりました!!嬉しい!!

最後まで悩んでいたのが各弦の鳴り方のバラつきでした。
なんか・・こう、バランスが悪い感じがしていたんですよねぇ。
これがブリッジによるところなのか・・組み付けによるところなのか
という原因が不明なままセットアップの繰り返しだったわけです。
ま 素人さんなんてそんなもんですなw
トライ&エラーの繰り返しから学ぶもんですwww

そして、今回の肝を発見。

IMG_6506_web800.jpg

ネックの組み付けが一番の肝でした。
ここの締め込みトルクで全然音が変わる!
4mini関係(小型バイクね)のレースエンジンとかを趣味で組んで
遊んでいた時期があったのでSnapOnのトルクレンチなんかも
何種類か持っているんですが・・。
今回は、そいつに登場願いました。
手トルクだとどうしてもデータが取れないので機械に任せて正確な
データが欲しいなーっと。
でも、この辺は・・・恐らく木材によっても変わるでしょうから今回の
ギターについてのデータとしてしか使えない部分でしょう。

4本止めのストラトなんですが・・・。
ヘッド側とブリッジ側の2本ずつにグループわけしました。
これがなかなか面白かったです。
すべて均等に締め付けるよりも 少し変えたほうが具合が良いという
結果になりましたね。
変えると言っても1/4回転も違いませんけど。

全体の印象としては、締め付け過ぎるとネックの鳴りが減ります。
でも、これはタイトな音になるとも言えるかもしれませんね。
ボディとネックの鳴りを抑えた感じになりますから・・
昔のVanzandtの鳴りは、この辺が近いような気もします。
逆に緩すぎると・・これまた鳴りが変化しまして・・。
ちょっと弦鳴りに近い感じになってしまいました。
一見 鳴っているような気になるんですけど・・薄っぺらい感じに
なっちまうんですねぇ。
そして、その間ぐらいを狙って・・前後の締め付けを調整すると
ネックがぐぐっと鳴りだすポイントが出てきます。
ローコードのEとかAとか弾くと明らかに手のひらへの振動が
変わるポイントが見つかると思います。
そこから少しだけ締め込むと今度は、指板面へ振動が逃げ出す
ポイントが出てくるんですね。
この逃しの部分は、前後のグループ事の調整で変化が見えました。
ネック側がビンビンと鳴っている状態は、弾いている分には楽しい
のですが・・アンプを通しての出音だと少しもっさりした感じです。
指板面に少し逃げたぐらいの音が適度に締まっていて好きでした。

って事でなんとか調整完了です!

台風が過ぎたら、スタジオに入って撮影しつつ音源も録音できれば
良いなぁなんて思っております〜。
にしても・・・リズム感とか酷くて泣けてくるw

ではでは〜
posted by renkin69 at 04:19| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする