非常に雑な話で申し訳ありません。いや・・最初からごめんなさいしておかないと怒られそうな話題です。
ギターの鳴りであったり木材の話であったりというのは・・非常に難しいですね。
渡米中に非常に恵まれた環境で過ごせたのが、迷いを生みました。
向こうでは、コレクター兼プレイヤーの知人がおりましたので、そこで厄介に
なっていたのですが・・・。
んー・・・なんだろうなぁ・・。
向こうで40本近いヴィンテージギターを弾かせてもらいました。
主にフェンダーのギターだったんですけど・・。
やはりですね・・・ヴィンテージだから良いわけじゃないですねw
良いギターは、良いのであって そうでもないギターは、普通ですよ。
普通の中古ギターですw
ただ、やっぱりすげーのは・・・半端無く凄いんです。
これは、前のブログでも書きましたが、50年以上残ってきたギターってのは
やはり当時から良いモノだったのかなっと。
ここからが凄く雑な話なんですけど・・・。
やはりギターって形で音がある程度決まりますね。
テレの形をしていれば、テレの音ですし ストラトであれば、ストラトの音です。
勿論 形以外にもハードウェアなどの関係もありますけど。
ハードテイルのストラトも基本は、ストラトの音なんですよね。
ボディ材に関してもアッシュとアルダーでは、差がありますが・・・
その差をぶち抜いて形の影響が大きいかなぁっと。
そして、ピース・・・これに関しては、1Pが良いとか2Pが良いとか・・関係ないかなw
今回、弾かせていただいたヴィンテージの中で一番気に入ったのは、3Pボディだったりw
54ストラトの1Pアッシュなんてのがあったんですが・・
いや、これはこれでいいなーって思ったのですが、3Pの63ストラトの方が好みでした。
それは、材やネックの違いなんじゃないか?
んー・・確かにそれもあるかもしれません。
そこでネックの形でも差がでるんじゃないかって思ったんですよ。
で、友人に弾いてもらってブラインドテストとかしてみて驚きました。
54辺りのVネックと60辺りのUネックと64前後のCネック。
もちろんボディから指板まで違うわけですが・・。
結構、聞き分けられるもんですね。
これは、相対的に聴いているからというが大きいでしょう。
レコード等の音源を聴いて「これは、63のCネックだな」とか無理ですw
同じ場所で同じアンプの同じセッティングで同じ人間が同じフレーズで試したからこそ出来たのだと思います。
もっとも弾き手がギターに合わせるという事をせずにアベレージで弾いたのも大きいでしょうね。
んで、これだと検証にならんねぇということで・・かなり無謀な事をしました。
ヴィンテージ愛好家の方からすると馬鹿な事してんじゃねーよって怒られそうですが・・。
本人も結構、ちょこちょこやってる事らしく良い機会だから試してみようとなりまして。
禁断のネック交換w
ヴィンテージギターのネックをあっちゃこっちゃ交換して弾ける機会なんて もう二度と無いでしょう。
ネックポケットの差がありますのでバラス前にノギスで計測して交換可能なギターを揃えました。
揃えられるぐらいの所有数ってのが・・また、凄いよなぁ・・。
そして、試した結果・・
やはり、ボディとネックの相性ってのは、間違いなく存在するって事ですな。
凄く良い音だったギターが、普通のギターになっちゃったり。
また、その逆もしかり。
そして、どうも当たり率の高い組み合わせがあるんですよ。
その原因を色々試してみると・・・どうもネックなんですね。
結構な率で良い音を出す組み合わせの中に同じネックが居るんですよ。
このネックだと良い音が出るなぁってネックが存在するんです。
そして、私の好みだとCネックの音が好みのようです。
これは、長いこと弾いてきたネックが そのまま反映されているように感じました。
そして、今度はC/Sのネックとボディで試してみました。
これが また面白かった。
私的な当たりネックをC/Sボディに付けると結構な率でヒットするんですが・・
逆にそのネックで当たりだったボディにC/Sネックを付けてもいまいちなんです。
そして、C/Sネックの中でも好きな音のネックは、やはりヴィンテージにつけると
化けるんです。
もっともストラトなんて組み方で音の差が出ますから、たまたま組み方が良かった
なんて事も十分に考えられますね。
でも、こりゃボティよりもネックかなぁ・・ってのが二人の結論でした。
そこで盛り上がったもんですから・・・。
そのお気に入りのネックを持って 友人の出入りしている小さな工房へ向う事から
今回のギターの話になっていきます。
前フリが長いですねw
雑な話でごめんなさい。