2010年02月25日

Evidence Audio

お久しぶりです。本日は、シールドのお話です。

このシールドって奴は、色々と面倒ですね。
楽器の世界もオーディオの世界と似た雰囲気になりつつある昨今ですと
なおさら面倒ですな。
もうね 好きなシールド使えばいいんですよw
基本的にシールドが長ければ、音質は劣化します。
この劣化ってのは、オーディオの世界でのフラットな音質がベストと言われる
部分でのお話ですな。
実際、エレキギターを繋ぐシールドであれば、劣化というよりも変化が近い言葉
だと思いますね。
シールドの良し悪しなんかよりも不安要素満載なのがエレキギターだと思いますし。

ただ、そんな中で1つでも不安要素を取り除きたいってのが人情ってものです。
なもんで、私も含めて皆さん、色々なシールドを試したりするんでしょう。
では、シールドの抱える不安要素ってなんでしょう?
まずは、音が出てくれなければ意味がありませんので耐久性でしょうか。
すぐに断線してしまうシールドじゃ困りますもんね。
これは、大事な部分だと思います。 丈夫な事は、良い事です。
では、次に〜
ノイズ耐性ってあたりでしょうか?
街場の練習スタジオやライブハウスなんかだとノイズの元となるものがわんさかと
あふれております。
そのノイズを拾いまくるようなシールドだと困りますよねー。
このノイズに対する対策としては、被覆がしっかりしているって事や線材の密度が
ある程度しっかりしているモノって事で解決ですかね。

そして、音質でしょうか?
ただ、シールドって基本的に音を良くするツールじゃありません。
このシールドは、ハイが出るとかローが出るとか・・・そんなもんマヤカシです。
基本、損失しか無いわけですから、ハイが出ると言われているシールドは、ローが
出ないんです。 
ローが出ると言われていたりFATなんて言われているシールドは、ハイ落ちしている
シールドです。
なんて乱暴に書くと誤解されるでしょうが、特定の音域をブーストしてくれるシールド
なんてものは、この世に存在しないって事だけは、確かでしょう。
じゃフラットなシールドがベストかといえば、それもNOでしょう。
各自のセットアップによって選べば、いいんだと思いますよ。
なもんで、音質云々については、各自好きなモノ使えばいいんじゃねーの?
って結論だと思いますよ。

ただ、音質の前にあげた2点に関しては、重要な部分だと思いますのでプラグを
含めた品質を選択基準にするのは、良いことだと思います。
んで、知り合いからモニターって形で提供されたのがタイトルのシールドです。
正直、馬鹿みたいに高いです。
5mで9800円とかだったかなぁ・・。
ちょっと硬いしね・・取りまわしという意味では、扱い辛いかもしれません。
ただ、キレイに伸ばして使う分には、問題に感じませんね。

プラグは、Neutrik製なので安心の品質だと思います。
それから一番の特徴としては、単線だということです。
普通のギター用のシールドだとヨリ線ですよね。
細い線材を網目によっていると思います。
これによって柔軟性を持たせていたりするんですね。
この密度が高いと伝達速度や情報量が速かったり多かったりなんでしょう。
実際、その速度を体感できるかと言われれば、難しいでしょうが。
ただ、複数の線材を編むよりも一本太い線の方が情報量も多いでしょうし
ノイズにも強いでしょう。 ノイズを拾う面積が少なくてすみますしね。
それと、このシールドは、お高いシールドにありがちな方向性があります。
ギター側とアンプ側って決まってる奴です。
どちらかのアースでも外してるんですかね?
理屈は、良くわかりませんが 方向を間違えるとノイズが増えます。
あくまで方向を正しくすれば、ノイズが減るのではなく、間違えると増えるんです。

で、音としてはフラットだなぁって印象です。
そもそもシールドを変える事によってセッティングを調整するので些細な違いは
気になりませんしね。
そんなん気にするよりもアンプのチューブの具合を心配する方が大事だと思います。

ただ、問題なく使えるであるとか安心して使えるって部分だと良いシールドだと思います。
ノイズが少ない事によるのかシールドの特性なのか判断しかねますが・・両方かしら?
確かに抜ける音ですね。
以前は、mogamiの何番だったか忘れたけど、使ってました。
これも素直な音だったので音を作りやすかったです。
ただ、今回のシールドの方が好みかもしれません。
ハイファイな音になりすぎないで抜けてくれます。
クリーンな音でも感じますが、歪ませるとさらに顕著に出ますね。
ゲインを1段上げても抜ける音が作れます。
なもんで、音作りの幅って意味では、便利に使えるシールドだと思いました。

色々種類があるらしいですが・・・
なんか緑の被覆の奴です。
気になったら試してみてください〜
posted by renkin69 at 08:21| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月05日

OVER DRIVER

od.JPG

謹賀新年
本年もよろしくお願いいたします。

って事で、新年一発目の記事です。
プリスクリプション・エレクトロニクスのRx OverDriverです。
プリスクリプションのペダルというと、これよりも有名なペダルがありますね。
そう、experience fuzzですね。
私も初期のマーブルペイントのモノを買った覚えがあります。
日本での発売時期は、ケンタウルスやR.M.Cワウと同時期だったと思います。
この頃は、VEN Corporationが販売元でした。
そのexperience fuzzから少し遅れて発売されたのが、このRx OverDriverです。
他にもヤードボックスなんてペダルもありましたね。
ガレージペダルのはしりだった頃のペダルですが、なかなかの素敵ペダルです。
元になっているペダルは、名前の通りColorsound Over Driverです。
ジェフ・ベックが使っていた事で有名になってますが、オーバードライブという言葉の
語源と申しますか・・このペダルが出る前までは、歪系ペダルといえばFuzzだけでした。
BOSSのOD-1がオーバードライブという名前を付けた元ネタがこのカラーサウンドの
オーバードライバーというのも有名な話でしょうか?

さて、実際の音なんですが、すごく面白いペダルです。
元のカラーサウンドサンプルとしては、先日載せたジェフ・ベックのShe's A Womanですね。


開始28秒辺りで踏み忘れていた事に気づいて30秒頃に踏んでますw
その後のPUチェンジやボリューム変更やピック/指弾きでの音色変化を聴いていただければ
このペダルの魅力がわかっていただけるかと思います。
この時に使っているColorsound Over Driverは、マスターボリュームが追加されたバージョン
だったと思います。
Colorsound ToneBoostと中身は、一緒と言われてますね。
回路に詳しい方だと比較できると思います。
また、時代によってというよりも、Fuzzペダル同様に個体差の激しいペダルとも思えます。
リィシュー(Sound City製)からヴィンテージまで試してみましたが、すべてゲインが違いました。


このデモを見てもおわかりいただけると思いますが、かなりギターVoに対しての追従性が良い
ペダルですね。

さて、Rx OverDriverなんですが・・・
かなり忠実に再現していると思います。
ただし・・・
前述しております通り、元のペダルにバラ付きがあるためにColorsound Over Driverと同じ
音がでるかと言われるとわからんですね。
ただ、共通しているニュアンスは、良く出ております。
かなり自分の中にあったイメージに近い音が出ますね〜。
ODペダルの使い勝手としては、かなり使いにくいペダルだと思います。
というのも・・音量差が激しいという事。
それと全てのつまみがそれぞれ連動している。
って事で最近のODペダルを使い慣れている人からすると使いにくいと思います。
ただ、チューブアンプを使い慣れている人からするとこんなに便利なペダルは、ありません。
トレブルとベースつまみは、パライコにような効き方をしてくれますし、ボリュームとゲインは
連動して音を作れます。
何よりも、アンプを美味しくプッシュしてくれます。
ペダルの色を出したい時には、ゲイン(DRIVE)つまみを上げれば良いですし、アンプの音を
メインに使いたければ、控えればいいわけです。
VOLUMEつまみを上げれば、どこまでもアンプをプッシュできます。
こんなにブーストできるペダルは、最近では見かけませんw
不便な事といえば、電池しか使えないってぐらい。
しかも電池で音が変わりまくりますw
要するに・・・
このペダルは、踏みっぱなしで使うのがベストだと思えるわけです。 LEDもありませんしね。
スタジオやライブハウスでのアンプが元気が無い時には、ゲインを上げつつ踏みっぱなし。
元気がある時ならトーン調整用に踏みっぱなし。
あとは、ギターVoでいつものように演奏しましょうってペダルですね。

って事で、最近のスタジオでは、ギターとこのペダルだけ持ち込む事が多いです。
新品もまだ入手できるようで、最新版だとLEDやDCインも付いているようですが・・・。
比較した限りでは、イマイチでした。
使ってる石が違うんですかねぇ・・なんか音が細いと感じるモノが多かったです。
このペダルは、中古のVEN扱いだった頃のモノが好みですね。
太くてクリアーな音が得られます。

って事で、今年もダラダラペースでの更新となりますが、よろしくお願いしますー。
posted by renkin69 at 11:52| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | ペダル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

Marshall Class5


さて、今月のはじめに家に届いたアンプです。
自宅用のトレーニングアンプとして購入したわけですが・・・
これ自宅用としては、ちょっと使えませんw
フルチューブの5wを少しなめてたな・・・。

Youtubeに色々な動画があがっておりますが、上の動画が一番近い音ですね。
他の動画を見ていて感じていたのは、見た目からの印象もありブルースブレイカーに
近い音かと思っていたのですが・・・
これ1959辺りのプレキシサウンドに近いですね。
ただしコンボという事もあり音圧やレンジという意味では、ちょいと違いますけどね。
それでもかなり良いんじゃないですかねー。
まさに往年のマーシャルサウンドが出ますね。

先に書きました自宅で使えないってところですが・・
やはり、すげー音がでかいw
マスターVoがありませんから、ゲインを稼ぐにはVo7以上に上げたいところなんですが
もう・・自宅では、無理ですw
って事で、自宅練習用にと考えている方は、一度 楽器店で試す事をお勧めします。
無論、私も試してから購入したのですが・・・
あまりの音の良さに買ってしまいましたがw
Youtubeにあがっている多くの動画を聞くと音が甘い印象をもたれるかと思いますが
決してそんな事ありませんね。
十分なエッジのある音です。
この辺は、使うギターによっても違いが出るかもしれませんねぇ。
購入時にKOCH Classc SEも試したのですが、こちらは上品というか・・・
んー・・ジャズなんかをやる人だと良い感じでしたかねぇ。
私としては、値段倍ですが魅力半分といった感じでした。
まぁ、なんか色々付いてるアンプでしたけどね・・つまみ3つのClass5の方が色々と好み
の音を出す事ができました。

一応、裏面にヘッドホンジャックを装備しているClass5なんですが・・・
これどうやっても音が割れるんですけどw
フルゲインにすると完全に音がバリバリと割れます・・・。
ヘッドホン用にインピーダンス調整出来てないというか・・・ただのラインアウトを付けた
だけって感じで・・まぁ、マーシャルらしいといえば、それまでですか・・うん。
録音をしようと思ったのですが、スタジオに持ち込まないと難しいために機会があれば
って感じで許してください。

って事で常にクリーンサウンドで弾いております。
これはこれで、なかなか張りのある音で良いんですけどね。
でも、やはり歪ましてあげたいなぁ・・折角のアンプなんだし・・・。

posted by renkin69 at 05:23| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

ライブ

先日、友達のライブに行ってきました。場所は、下北。

下北でカレー屋をやってる奴やら看板屋やらデザイナーやら映画監督やらと・・
まぁ、イベント用のユニットですが、楽しかったですねー。
下北らしくというか・・世代として80年代のパンクムーブメントのド真ん中で過ごした奴らですから
今回も当然パンクロックです。
最も私もそうでしたしね。

バンド名は、アテンツ。
介護用オムツのアテントからとってます。
なもんで、衣装もそのまま。
やはり、遊びも一生懸命やると楽しさ倍増って事ですな。

で、このユニットのベースとドラムと私で別のバンドをする事になりました。
さて・・・どんな事になるかなぁ

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posted by renkin69 at 00:50| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

音速3

天丼の全国チェーン店で「てんや」というのがあります。
熟練した職人さんの揚げる温度やタイミングをシミュレーションした
調理器を使い、アルバイトの人でも美味しい天婦羅を作れるようにして
成功をしたお店です。
その成功の鍵は、それまでよりもワンランク上の品質とリーズナブルな
価格があっての事だと思います。

横浜の阪東橋駅の近くに昔からある天丼屋があります。
食券を最初に買ってカウンターで食べるような庶民的なお店です。
値段も「てんや」よりも1割程度高いぐらいですが量は、1.5割増し
味については、5割り増し。。
配膳係として近所の主婦が働き惣菜の店頭販売もしております。
「てんや」と違うのは、揚げている人間が一人二人の職人だということです。
また、素材に関しても拘りが強いようです。
その1割高い値段で3倍以上の満足度が得られれば、皆さんはどちらで食事を
したいですか?

さて、音の話をはじめますかw

クリーンな音で弾いてみたり歪ませてみたり。
アンプやペダルを変えてネックPUとブリッジPUを試した結果。
ネックPUの方がナチュラルなんですな。
先日も書いたようにダイレクトに音が前に出る感じです。
これは、「芯がある」や「太い」なんていわれ方をしている事に近いかもしれません。
ネックPUの方が太いのは、当たり前じゃんって話とは、別の話ですね。
音の質の違いですね。
で、ネックPUを巻いてもらった方に直接聞くのがいいだろうって事で工房にお邪魔しました。
色々とお話を聞いたり、試奏させていただき感じたままに伝えてみていくつかの候補を出して
もらって決めたのが新しくテレカスタムのブリッジPUに乗せてもらったPUです。
伺った話でなるほどと思えた部分が数点ありましたので、記しておきます。

使うマグネットやワイヤーによって音質の変化は、当然あるという事。
マグネットには、それぞれに特徴があるが それを生かすも殺すもワイヤーのターン数である事。
やはり、それぞれに美味しいターン数があるらしいです。
そして、何よりも同じターン数でもトルクの違いで全く別物になってしまうという事。
また、トルク以外にも綺麗に巻くか荒く巻くかで音のエッジに違いが出るという事。
そして、最後に・・
やはりギターに載せてみないと最終的な音は、わからないという事。

手巻きPUというのは、何も人力でリールを回して・・・なんて事ではなく・・
機会巻きに比べてゆっくりと回したリールに人力でトルク調整しながら巻くって事らしいです。
ある程度、巻き方やトルク調整で音の方向を決める事が可能らしいですね。
綺麗に巻けば、まとまりの良い音になりラフに巻けば、エッジが暴れる音になるようです。
ターン数を増やせば、それだけパワー感が出るが巻きすぎると抜けなくなったり。
機械巻きのように高速で均一に巻けば巻くほど音がこもるらしいです。
ただし、現在市販されているほとんどのリプレイスメント用PUが機械巻きなので、その違いに
気づく事は、少ないようです。
JBのネックPUは、甘くなりすぎず、高音がギラつかないけど艶のあるなんていう曖昧な注文から
薦めてもらったアルニコ3のP-90です。
60年代以降のパンチのある音が特徴であるアルニコ5のP-90でなく50年代のゴールドトップの
レスポールに乗っているようなエロさを感じさせるP-90ですね。
それに合わせるのと今 私が欲しいと感じている音の質という事を話し合いました結果。
59年頃のレスポールに乗せられていたアルニコ3を使ったハムバッカーにしました。
そしてエッジの暴れるという「言葉」に惹かれて多少ラフに巻いてもらうことに。
アッシュボディのテレキャスタースタイルという事であまりキャンキャン言われても困るので
カバードタイプにしてもらいました。
もう少し暴れた感じが欲しければカバーを外すという手段を残したかったので。
そして本来59年頃のアルニコ3を使っているP.A.Fにはブラックボビンしか存在しないはずですが
テレギブへの思いという意味でカバーの下には、ダブルホワイトのボビンを使ってもらっています。

そして、これまではネック側のみ生かしていたトーンノブをブリッジ側にも使えるように一般的な
1Vo1Tとしてもらいました。
コンデンサーは、以前使っていたものと同じです。

さて、仕上がったJBは、どうでしょう?

音速4へ続きます。


posted by renkin69 at 15:54| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

音速 その2

さて、テレカスタムのJBに感じた違和感。
それがPUと書きましたし、前回はSH-4"JB"についてでした。
ところが、最初からPUと考えたわけでは無く別の部分から疑いました。

以前のblogでも書いておりましたが、ギターの音を作る部分としては
PUの比重は、かなり小さいと思っています。
いや、確かに音は、変わります。
私も若い頃は、PUをコロコロと交換したもんです。
あれでもない・・これでもないとねw
ペダルでもアンプでもそうですが、やはりギターの音を作るうえで一番
大きな比重を持つ部分というのは、プレイヤーのタッチだと思います。
しかし、どんなに優れたプレイヤーでもチューニングの合わないギターで
正確な音を得る事も難しいと思いますしサスティーンの出ないギターでは
サスティーンを得る事が出来ないと思うわけです。
では、どうすればそんなギターが作れるのか?
こればっかりは、未だに解明できてない・・というよりも、無理なんだと
思います。
色々な要因が絡みすぎていると思いますのでね。
安定した品質が良いわけではないというのが、その原因だと思います。
ただし、ある一定の基準をクリアしていないと良い音・・というか・・
自分の望む音は、得られないと思います。
そこは、木材の質であったり適度な工作精度であったりするのでしょう。
ナットの溝きりが良くないだけで、ギターの音は死んでしまいますしね。
JBは、私が最も信頼するある方に作っていただきました。
ヘッドのVanzandtロゴは、飾りでしかありません。
Vanzandtの現状のラインとも当時のラインとも別ラインでの製作ですし
それが私の好みだった事もあります。
それだけに色々な面での信頼感は、高いです。
細かい調整は、好みだけの問題となりますので仕上げは、ある程度弾いて
からといった感じです。

さて、違和感について私が最初に疑ったのは、ブリッジでした。
実は、JBをレンタルした後にJB製作者サイドから、パーツが届きました。
そろそろ、こなれてきた頃だろうから、好みで変更してみれば?といった
内容で送られてきたパーツは、ブリッジプレートと駒でした。
手元に戻ってきたJBを弾きつつ、違和感を感じたので色々とテストをしました。
素材や厚みの違うプレートを何度か付け替えてみたり駒も変更してみたりと
色々な組み合わせを試している時に感じたんですね。
これは・・ブリッジじゃないぞっと。
しかし、駒ならわかりやすいですが・・ブリッジプレート一枚でも随分と変化
があるもんですね。
駒であれば、弦が直接乗る部分ですから当然変化が出ると思いますし
ストラトを使っていた時も駒には、気を使いましたしね。
ただ、プレート・・これは、驚いたなぁ。
ストラトの用にアームブロックでもありませんし、普通のテレキャスターの
ような磁界の問題も出ないであろうハム用にぶった切ったハーフプレートです。
言ってしまえば、ただの駒を乗せているだけの鉄板ですね。
そいつを変更する事によって、全くといっていいほど出音が変わります。
あるプレートでは、チャンキーな音になりすぎてしまったり・・
あるプレートでは、ローがうるさ過ぎたり・・
駒とのバランスもありますから、色々なテストが出来たのは、良かったです。
最終的には、最初に付いていた鉄プレートを加工してもらったモノにカラハム
のブラス駒の組み合わせがテレっぽい暴れ方を残しつつガッツのある音でした
ので、その組み合わせに落ち着きました。

このテストの最中に気が付きました。
ブリッジ関係でも音の立ち上がりが随分と違うもんです。
ボディ材やネック材でも変わるでしょうが・・指板に関しては、あまり感じた
事がないです・・。
ただ、このプレートの変更時もそうですが、私はいつもネックPUをメインに
使いテストするんですね。
アンプやペダルで音を作る時にもネックPUが基準となります。
そして、ブリッジ側やミックス時での妥協点を探るといった感じです。
ブリッジ交換での音の立ち上がりや響きを注意しながら調整していたのが
功を奏したのかどうか・・
あまりにもネックPUとブリッジPUの立ち上がりの違いに違和感を覚えました。
そこで、自分の感じた違和感の原因は、PUにあると確信したのです。

ネックPUの音は、アンプを通してダイレクトに自分に帰ってくる感覚を得る事
が出来るのですが・・
どうもブリッジPUだと戻りが悪いというか・・んー・・
フィルターを一枚通したようなイメージですかねぇ。
音がどこか散漫というか・・抜けないというか。
悪い音では、ありませんが自分のイメージとシンクロしないんですね。
そこで前回の記事で書いたSH-4"JB"についてという事を考えてみたわけです。
そこから得たヒントを元に次のステップへ進みます。

音速 その3へ続く


posted by renkin69 at 16:07| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SH-4"JB"を考える

テレカスタムのJBを作ろうとしたきっかけは、押入れの中から見つけたPUでした。そいつは、私が10代の頃に使用していたギターのブリッジ側に乗っていたDuncan SH-4"JB"です。
この"JB"というのは、Jazz&Bluesの略という話ですが、当時はJeff Beckモデルなんて言われていた
PUですな。
というのも、セイモアダンカンとジェフベックの間で取引されたテレギブの存在があったからでしょう。

ジェフベックのファンだったS.ダンカンが50年代のテレボディ(アッシュ)に60年代のローズネックを
わざわざメイプル指板に張り替えて組み上げたギターと言われています。
そしてPUには、60年代のフライングVから取り出したP.A.Fをリワインドしたと言われています。
60年代のP.A.Fという事は、恐らくアルニコ5を使っているのでしょう・・多分・・。
SH-4"JB"もアルニコ5ですしね。
テレギブでの演奏といえば、前回の記事にも載せました邦題「哀愁の恋人たち」です。
といってもライブでのテレギブの登場回数は、少ないようですけどね。
S.ダンカンは、ヤードバーズ時代のトレードマークだったエスクワイヤーに当時のジェフのメインギターで
あったレスポールのパワーをという思いがあったのかなぁ・・なんて思います。

家の押入れから発掘されたSH-4"JB"も当時は、テレボディのギターに乗っておりました。
テレボディにハムバッカーというのは、非常に相性が良いと思うんですよね。

さて60年代のフライングVから取り外したP.A.Fといっても・・・
あのボビンは、本物なのかなぁ?って疑問があるんですよね。
ジェフベックのテレギブは、ブリッジPUにダブルホワイトでネックPUにゼブラです。
このアイボリー系のボビンが使われだしたのが60年代という事ですから、フライングVに乗っていても
おかしくありません。
ですが・・
ゼブラですら数が少なく、ダブルホワイトとなると更に・・です。
ちなみにゼブラでもスクリュー側のホワイトは、更に少ないらしいですね。
まぁ、当時の適当な管理(現在も管理は、いまいちらしいですがw)の中で生まれた規格外の製品ですし
少ないというだけで音が違うわけでもありません。
しかし、そんなに都合良くゼブラとダブルホワイトの一緒に乗ったフライングVだったのか・・疑問です。
では、ボビンだけ他を使ったのか?
とすれば、P.A.Fから使ったものは、マグネットだけという事になりますね。
そして、DuncanPUで評判のPUといえば、SH-1"59"も有名でしょう。
その名の通り59年頃のP.A.FをモデルとしたPUらしいですが・・・
これもアルニコ5を使っています。
でも実は、58〜9年頃のP.A.Fってアルニコ3がメインなんだそうです。
中には、アルニコ2を使っているモノもあるとか?
ターン数は、58よりも59の方が多いらしいです。
P-90から始まりハムバッカーに変化して年々パワーを上げていったという事なんでしょうね。
60年代に入ると更にパワーのあるアルニコ5を使い出します。
勿論、正確にどこから切り替わったという事は、無いと思いますが・・
59年モデルというのであれば、アルニコ3を使うのが本道かと思います。
でも、S.ダンカンは、アルニコ5を使っています。
ここにSH-4"JB"の謎というか・・ヒントがあるように感じています。
SH-1"59"を発売した当時は、もうすでにパワーを求められていたのでは、無いでしょうか?
コピーモデルを作るのでは無く 59年頃のニュアンスを残しつつ当時の音楽に合わせたのが
SH-1"59"だったのだろうと推測します。
そして、更にハイゲインなモノを求められたところから生まれたのがSH-4"JB"だったのだろうと。
SH-4"JB"の発売から随分と時間を経てプロトタイプ"JB"というPUも発売されました。
SH-4"JB"を開発するに辺りいくつもの試作をしたうちの1つという名目で発売されたかと思います。
このSH-4"JB"の開発のテーマに先に書いた時代に求められたハイゲインというのもあるかと思います
が・・・
やはりジェフベックに渡したテレギブへの思いもあったのだと感じているのですが・・どうでしょう?
Jazz&Bluesという名前は、いかにも後付っぽくないですか?
テレギブが製作されていた当時のジェフベックが使っていたアンプは、アンペグだったと思います。
なかなか歪まないアンプだったようで、ゲインを稼ぐ為にペダルを使っていたようです。
それがカラーサウンドのOverDriverですね。
エスクワイヤーからレスポールにギターを変更したのもパワーを求めてだったのだろうと考えると
そのジェフベックにプレゼントするギターには、パワーが必要だったはずです。
そこで60年代のP.A.Fをリワインドする際にターン数を増やしたのではないでしょうか?
そう考えるとSH-4"JB"の"JB"は、やはりジェフベックへのオマージュというか・・
単に商標の問題だけという感じもしますが、それではロマンがありませんしねw
そして後に出たプロトタイプです。
これは、S.ダンカンの手巻きという事らしいですが、使った事のある人の話では、SH-4"JB"と比べて
ローゲインらしいです。
ターン数の問題もあるでしょうが、それ以外にもテンション等も違うのでしょうね。
そして、このプロトタイプこそがテレギブに乗ったPUに近いのではないかなぁ・・なんて思うのです。
テレギブを作った当時は、それでも十分ハイゲインだったはずのモデルもSH-4"JB"の販売する頃には
ゲインが足りないために更に巻いたと・・。
そして、SH-4"JB"を発売してから随分後にやはり本物を・・なんて思いから・・
いや、商売として美味しいなんて話では、またロマンがなくなりますしねw

その辺の背景には、アンプの進化というモノも付いて周るのだと思います。
80年代にロックといえば、やはりマーシャルアンプが王道でした。
ちょうどJCM800なんかも出た頃ですしね。
その当時だとSH-4"JB"というPUは、非常に人気があったと思います。
LAメタルなんて言葉も生まれた頃でしたが、ソロイストモデルに1PU+FRTなんてのが流行っていた
頃の話です。
ただ、現在のマーシャルアンプの主流であるJCM2000辺りは、JCM800と比べると相当ハイゲイン
なアンプです。
もう、PUにパワーを求める時代では、無いのかもしれませんね。
今のアンプにSH-4"JB"を使うとあまりにドンシャリ過ぎであったり、ゲインが高すぎます。
いや・・好みであれば、それで良いと思いますが・・私には、少々扱いにくく感じました。

そして、この話が前回の続きの「音速 その2」へ繋がる事になるわけです。

JB2.JPG
posted by renkin69 at 02:50| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

音速 その1

さて、JBが手元に戻ってからボチボチと弾き出して・・・

久しぶりのせいなのか・・少々違和感を覚えました。
その違和感の原因が音速なのかなって感じています。
ここまでだといったいなんのこっちゃ?って話になると思いますので何度かに分けつつ
自分の中でも確認をしつつ 数回に分けて書いていこうと思います。

音速という書き方をしておりますが、これは測定器を使い計ったわけでもないので実際に
違いがあるのかは、わかりません。
非常にオカルトな話にもなってしまいそうですし、感じた部分ですから個人差も出ると思います。
ただ、人間の感覚というのは、非常に優れていると思います。
0.003mmの紙と0.002mmの紙の違いを測定するには、それなりに高価な機材が必要ですが
人間の手だと違いを感じる事が出来たりしますしね。
今回は、そんな話になると思います。

良く「このアンプは、音が速い」なんて話を聞きます。
この場合の音の速さって何を指しているのでしょうか?
アンプの反応速度?
音が耳に届くまでの時間?
音を身体で感じるまでの時間?
恐らく、人によって別の意味で使っているのかなぁって思います。
マッチレスというアンプは、発売された当初から音が速いと言われてきました。
これは、立ち上がりの良さとも言い換えられるのだと思います。
むしろ、「立ち上がりの良さ」という言葉が先で時代とともに「音が速い」なんていう
言い回しに変わったのでしょう。
これは、アタックの出かたで印象が大きく変わる部分だとも思います。
同じアンプやキャビネットを使った際には、よりクリーンな音の方がアタックは、強いです。
歪ませれば歪ませるほどアタック感が減っていくというのは、誰もが感じる部分だと思います。
低音側をザクザクさせる・・最近では、シュレッドというのでしょうか?
ハードな歪みを売りにしているアンプやペダルは、アタックが強いようですが違うものと思います。
フラットな音よりも立体感のある音の方がよりアタック感を感じやすいのもその辺でしょう。
これは、「タッチに忠実な」であったり「タッチの出しやすい」なんて言われ方をしている部分かと
思います。

ギターのブリッジ等でも似たような事があります。
「FRT付きのギターの音は、どれも似たようになる」なんて話もこれと似た話だと思います。
ロックナットとブリッジでのロック機構によってボディやネックの影響を受けにくくフラットな音を
得られるという意味では、非常に信用できる優れたパーツだと思います。
何よりチューニングの安定にも繋がりますしね。
ただ、それ以前のお手本となったギターが色々な不確定要素を持ち合わせ、時に素晴らしい音を
出していたのでFRTのメリットをマイナス要素と見る人が多いのも事実ですね。
これは、使い分けが出来ればそれで良いと思うんですけどね。

そして、話が最初に戻ります。
JBに感じた違和感。
これは、PUに対してでした。


その2へ続く・・・
posted by renkin69 at 12:21| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

blog再開いたします。

さて、約10ヶ月振りのblog再開となります。以前は、アメーバさんでしたが 今度は、seesaaさんでお世話になる事としました。

元々同時進行というか、自分のモチベーションを分散させる事が出来ないという不器用な
部分があるものですから、写真が楽しくなってからというものblogの更新が困難になり・・
というよりも楽器からしばらく離れると思いましたもので前回のblogは、閉鎖としました。
現在も写真が楽しく、日々楽しく過ごしております。
しかし、ここにきてバンド活動の再開という話を頂いたのと 自分の中でもそろそろ音楽に
触れても大丈夫だという気持ちになれましたのでblogも再開しようと思いました。

写真を撮るにあたり、やはり機材関係での出費というものも出てきましたし・・
何より傍にギター関係の機材があるという事が自分の中での逃避にもなりかねないという
意味からも以前のblog閉鎖以降に楽器関係の機材を売却/レンタルという形でほとんどの
機材を手放しました。
という事で音楽カテゴリーのblogとしてのリスタートは、機材関係においても0からのスタート
となります。
以前の愛器であった70R(Vanzandt)やアンプやペダル達は、どこかで誰かに愛されて
いれば、良いなぁっと思います。
そして、現在手元にあるギターは、一本だけです。
前のblogの後半で完成したJBという名前をつけたテレキャスターカスタムです。
このギターも実は、レンタルしておりましたが・・・何故か勝手に売却されていたというw
たまたま、バンドのお話を頂いた時にデジマートを見ておりましたら偶然発見www
レンタルした相手には、連絡が取れず未だに音信不通であります。
しかし、なんとかデジマートで発見後にギターだけは、押さえる事に成功しまして手元にあります。
久しぶりに弾くギターというものは、やはり楽しいですが・・・
やはり弾かないでいた時間というものは、残酷にもプレイに出るわけでw
その辺に関しましても、リスタートといったところです。

また、ぼちぼち更新していくつもりですのでお時間のある時にでもお立ち寄りください。
すでに水面下では、色々と動き出していたりもしますしね♪

posted by renkin69 at 22:42| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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