楽器の世界もオーディオの世界と似た雰囲気になりつつある昨今ですと
なおさら面倒ですな。
もうね 好きなシールド使えばいいんですよw
基本的にシールドが長ければ、音質は劣化します。
この劣化ってのは、オーディオの世界でのフラットな音質がベストと言われる
部分でのお話ですな。
実際、エレキギターを繋ぐシールドであれば、劣化というよりも変化が近い言葉
だと思いますね。
シールドの良し悪しなんかよりも不安要素満載なのがエレキギターだと思いますし。
なもんで、私も含めて皆さん、色々なシールドを試したりするんでしょう。
では、シールドの抱える不安要素ってなんでしょう?
まずは、音が出てくれなければ意味がありませんので耐久性でしょうか。
すぐに断線してしまうシールドじゃ困りますもんね。
これは、大事な部分だと思います。 丈夫な事は、良い事です。
では、次に〜
ノイズ耐性ってあたりでしょうか?
街場の練習スタジオやライブハウスなんかだとノイズの元となるものがわんさかと
あふれております。
そのノイズを拾いまくるようなシールドだと困りますよねー。
このノイズに対する対策としては、被覆がしっかりしているって事や線材の密度が
ある程度しっかりしているモノって事で解決ですかね。
ただ、シールドって基本的に音を良くするツールじゃありません。
このシールドは、ハイが出るとかローが出るとか・・・そんなもんマヤカシです。
基本、損失しか無いわけですから、ハイが出ると言われているシールドは、ローが
出ないんです。
ローが出ると言われていたりFATなんて言われているシールドは、ハイ落ちしている
シールドです。
なんて乱暴に書くと誤解されるでしょうが、特定の音域をブーストしてくれるシールド
なんてものは、この世に存在しないって事だけは、確かでしょう。
じゃフラットなシールドがベストかといえば、それもNOでしょう。
各自のセットアップによって選べば、いいんだと思いますよ。
なもんで、音質云々については、各自好きなモノ使えばいいんじゃねーの?
って結論だと思いますよ。
含めた品質を選択基準にするのは、良いことだと思います。
んで、知り合いからモニターって形で提供されたのがタイトルのシールドです。
正直、馬鹿みたいに高いです。
5mで9800円とかだったかなぁ・・。
ちょっと硬いしね・・取りまわしという意味では、扱い辛いかもしれません。
ただ、キレイに伸ばして使う分には、問題に感じませんね。
それから一番の特徴としては、単線だということです。
普通のギター用のシールドだとヨリ線ですよね。
細い線材を網目によっていると思います。
これによって柔軟性を持たせていたりするんですね。
この密度が高いと伝達速度や情報量が速かったり多かったりなんでしょう。
実際、その速度を体感できるかと言われれば、難しいでしょうが。
ただ、複数の線材を編むよりも一本太い線の方が情報量も多いでしょうし
ノイズにも強いでしょう。 ノイズを拾う面積が少なくてすみますしね。
それと、このシールドは、お高いシールドにありがちな方向性があります。
ギター側とアンプ側って決まってる奴です。
どちらかのアースでも外してるんですかね?
理屈は、良くわかりませんが 方向を間違えるとノイズが増えます。
あくまで方向を正しくすれば、ノイズが減るのではなく、間違えると増えるんです。
そもそもシールドを変える事によってセッティングを調整するので些細な違いは
気になりませんしね。
そんなん気にするよりもアンプのチューブの具合を心配する方が大事だと思います。
ノイズが少ない事によるのかシールドの特性なのか判断しかねますが・・両方かしら?
確かに抜ける音ですね。
以前は、mogamiの何番だったか忘れたけど、使ってました。
これも素直な音だったので音を作りやすかったです。
ただ、今回のシールドの方が好みかもしれません。
ハイファイな音になりすぎないで抜けてくれます。
クリーンな音でも感じますが、歪ませるとさらに顕著に出ますね。
ゲインを1段上げても抜ける音が作れます。
なもんで、音作りの幅って意味では、便利に使えるシールドだと思いました。
なんか緑の被覆の奴です。
気になったら試してみてください〜